2017年5月20日土曜日

見えないところで泣く子ども -2分の1成人式は児童虐待以外の何物でもない-

こんにちは。尾野です。
うだるような暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?

さて、今日は、暑さどころか薄気味悪くて寒気がするお話を少ししたいと思います。

皆様は、こちらのニュースをお読みになられましたか?

2分の1成人式、広がる 「感謝の言葉」苦にする子も(朝日新聞)

「2分の1成人式」って何?という方は、試しにこちらをご覧ください。


実はこの動画を見た私は、少々気分が悪くなりました。
なぜなら、自分が児童虐待を受けていたから。

親から虐待を受けている子どもも、「2分の1成人式」では、親への感謝を述べないといけない。
下手をすると、自分を殺すかもしれない、その親にですよ?
これって、たまらなく薄気味悪くないですか?
まあ、こんなものを流行らせてるのは誰か、目的は何か、大体察しはついてるんですが。
どうせ、「家族の責任」とやらで、社会保障を削って個々の家庭に押し付けたい、例の方々の仕業でしょうよ。
朝日新聞さんも、そこまでは突っ込めなかったようですね。

虐待被害者として、一言いわせてもらいます。
「ふざけるな!こんなもの流行らせるお前らは、全員児童虐待加害者だ!」

さて、そもそも児童虐待って何?って皆様。
詳しくは、こちらをどうぞ。


もうね、昨日あたりから、こちらは具合が悪くてしょうがないです。
ちょっと休ませてくださいな。

2017年5月8日月曜日

個人が実現する「ソーシャルデザイン」 ―5/6講演会のご報告―

こんばんは。尾野です。

一昨日のイベント、今一生氏講演会「ソーシャルデザインって何? -生きづらさを解決する集中講義-」にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
主催として、至らない部分が多々あり、皆様にご心配とご迷惑をおかけしてしまいましたが、皆様のおかげで無事ミッションを完了することができました。


最終的な決算をまだしていないので、確認はとれていませんが、来場者数は15人ほど。
正直、ビジネスとしては赤字です。
でも、今回に関しては想定内でした。
私にとってのミッションは、収益を上げることではなく、「ソーシャルデザイン」を行動によって実現する、「ソーシャルアクション」を形にすることなのですから。

今回の収穫としては、
・イベントの回し方を知ったこと
・メディアを動かし、新聞に載ってしまったこと
・参加者の皆様に満足していただけたこと
が挙げられるのですが、実は自分の中での一番の収穫は、なんと…。

「自分の価値観を変えたこと」でした。

イベント翌日、私は酷いパワハラを仕掛けてきた元職場に挨拶に行きました。
図書館情報学者として請けた、某学会の役職づき名刺を持って。

愉快でしたよ。
万年病弱下っ端公務員が、今度は専門家として元職場に「逆襲」したんですから。
こんな楽しくて平和で、社会的意義のある革命ってある?

そもそも、病気持ちだからって、職場で迫害される理由はなかったんです。
自分が、職場におびえる理由なんて、どこにもなかった。
そのことを、私自身が、証明したんです。



ひとつ、どうしても納得いかないのは、「興味がある」を連発しながら、来なかった山梨の人たち。
何を、そんなにおびえているの?
一歩を踏み出さないと、生きづらさは変わらないよ?
今のままだと、辛いままだよ?
良かったら、今度は自分でイベントを開催して、私を呼んでください。
一応、これでも、講師経験は何度かあるので。

興味がある方は、私のTwitterアカウントをフォローしてDMするか、メールを下さい。
予算・スケジュールは相談に応じますので。

今回、いろんな気づきをくれた、参加者の皆様。
そして、低予算・低スペック主催の申し出を引き受けてくださった、今一生さん。
本当に、ありがとうございます。

私自身は、手芸家としても、ライターとしても、まだまだ駆け出し。
さて、次はどんな、面白いことをしようかな。





2017年5月4日木曜日

『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門―』を読み直す 3  ― 民間にいてもよのなかは動かせるし、変えられる ―

こんばんは。尾野です。

本日も引き続き、お友達の今一生さんの著書、『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門―』を読んでいきます。
章立てとしては大体、

第4章 「よのなか」を変えるには
第5章 新しい「よのなか」を続けるために
第6章 新しい「よのなか」を作った人たち

が対応しているとお考え下さい。

実は、明後日に迫った、今一生氏講演会「ソーシャルデザインって何? -生きづらさを解決する集中講義-」は、私が「よのなか」を変えるための最初のアクションであり、自営業者として初めて手掛けるイベントでもあります。
























公務員時代、私はずっと、自分の生きづらさの正体を探っていました。
その結果、やはり生きづらさの原因がよのなかの仕組みにあるらしい、と気づきました。
自分一人を責めても、解決しない問題だったんですよね。

私と同じように、よのなかには生きづらい仕組みがあって、それを変えていく方法も同時にある。
情報が出回らない山梨で、みんなによのなかの仕組みを考えてほしい。
だからこそ、このイベントを企画しました。

あえて有料イベントにしたのは、自分の経営の才覚を試してみたかったのと、有料イベントにすることで物販が可能になるから。
無料イベントだと、物販不可のところが多いんですよ。
自営業者には、正直何のメリットもない。

ただ、私一人だと広報もままならない。
集客がうまくいかず、ここのところ、精神的に参っていました。
ところが、そんなところに強力な援軍が。

なんと、山梨日日新聞さんが、5/3の紙面で今回のイベントについて取り上げてくださったのです。
それも、経済面の特等席で。
























普通、自営業者開催のイベントが、これほど大きく取り上げられることはありません。
ひとえに、取材してくださった青柳秀弥さん、そして企画を受け入れてくださった山梨日日新聞さんにはお礼を申し上げます。

なんでここまで、新聞社を動かせたのか。
実は、『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門―』にもコツが書いてあります。
ただ、私は役所勤めが長かったので、山梨独特のメディアの動きを知っていた。
そのため、今さんとは違う独自ルートでメディアへのアプローチをしました。
その辺は、イベント後のオフ会でお話しします。
メディアに取材されたい方はぜひお越しください。

今回は単発イベントですが、会場の文化のるつぼ へちまさんでは、イベントに向いているたくさんのプランを用意してくださっています。
イベントはコツさえつかめば、子どもでも、障害があっても、誰でもできます。
だから、私のようにまずは一歩、よのなかを変えるために踏み出してみてください。
自分のやりたい仕事で、よのなかを動かし、変えていくって、大変だけど面白いよ。

イベントもオフ会も、まだまだ参加者募集中。
詳しくは、こちらのブログからどうぞ。








2017年4月29日土曜日

『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門―』を読み直す 2 ―「ノブレス・オブリージュ」―

こんにちは。尾野です。

今日も、絶賛ノマドワーク中。
いやあ、実はシェアハウスの同居人が風邪をひいてしまいましてね。
酷い咳をしてるんで、私が「避難」しているわけです。
「逆隔離」ってやつですな。

さて、本日も引き続き、お友達の今一生さんの著書、『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門』を読んでいきます。
章立てとしては大体、

第1章 きみのまわりを見わたしてみよう
第2章 よのなかはどうなっているか
第3章 仲間をみつけよう

が対応しているとお考え下さい。





















まず、この辺を読んでいて私の中で印象に残ったのが、「ノブレス・オブリージュ」という言葉。
財産・権力・社会的地位のある人には、その大きな力の分だけ大きな社会的責任がある、というもの。

公務員は、本来「ノブレス・オブリージュ」を一番感じなきゃいけないんですけど、現場はそうではなかった。
社会的弱者は彼らにとってはクレーマーであり、仕事の塊であり、受け入れるべき存在ではなかった。
給湯室で、社会的弱者に対する悪口を何度聞いたか。
それが耐えられなくて、私は仕事を辞めました。
自分の仕事を果たしていないと実感したから。

私の場合、現役の研究者でもあるので、大学や大企業の担当者とよく話をします。
正直、彼らは「ノブレス・オブリージュ」を知らない。
自分の力の正しい使い道を知らない。
なら、私がそれを示すしかない。
私が起業した理由は、たったそれだけ。
至ってシンプル。

ただ、起業に限らず、ビジネスには「4要素」があります。
人・モノ・金、そして情報。
スモールビジネスなら退職金でお金を賄えるし、そもそもが図書館情報学者なので情報のコントロールはある程度できる。
ものづくりをしていれば、色々なものを見る目は肥えるので、まあモノも何とかなるだろう。
私にとって一番の課題は「人」、つまり人脈だった。
だからこそ、私は今一生さんに会って、人脈を広げたかった。

結果として私は起業を選び、色んな人と出会い、手芸家としても図書館情報学者としても、起業家としても選択肢を広げています。
最終的には、どれか一つを選ぶことになるでしょう。
結論を出すのは、もう少し先の話。
今は、できる範囲で、できることをやろうと思います。

そんな私ですが、5/6に甲府でイベントをやります。
今一生さんをお招きした、ソーシャルデザインの講義。
正直、集客はかなり厳しい状態にあります。
一応、来週には大規模な広報が打たれる予定ではありますが、どこまで効果があるか。
なので、皆さんにお願いがあります。
是非、下記の画像を拡散してほしい。
そして、私のブログを拡散してほしい。

http://madcatfactory.blogspot.jp/2017/02/56.html

どうか、よろしくお願いいたします。





2017年4月19日水曜日

『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門―』を読み直す 1 ―ソーシャルデザインって何?―

こんにちは。尾野です。

今日は某カフェで仕事をしています。
「引きこもり」ならぬ「外こもり」を長いことしていたので、すっかり慣れました。
いわゆる「ノマドワーカー」ってやつです、ええ(笑)。

さて、今日から、ある本を詳細に読んでいく特集をしたいと思います。
お題は、お友達の今一生さんが2015年に出した、『よのなかを変える技術 ―14歳からのソーシャルデザイン入門』。
そうです。私の人生を変えてしまった、あの本ですね。

ここのところ忙しくて読書から離れていたのですが、甲府でのイベントを控えていることもあり、もう一度この本を読み直してみることにしました。
しばしの間、お付き合いください。

さて、今さんの講演のお題にもある、「ソーシャルデザイン」ですが。
多分、まだ適切な訳語が与えらえていない、っていう理解でいいですか、今さん?
日本ではまだ概念が普及してないので、日本語の名前が与えられていないんでしょうな。
大きい辞典だと20年がかりで編纂なんてザラにあるんで、もしかしたら訳語が与えられるのは20年後かも。
頑張ってくれよ、言語学者の皆様。

で、今さんはどう説明しているかというと…。

きみにとって弱者や少数派は、それまで出会ったことのない異文化のはずだ。「よのなかの仕組み」によって弱者にさせられた少数派は、貧困家庭に育っている人だけじゃない。同性愛者や障がい者、親からひどい虐待を受けてる人、ハーフの子、難民、10代のシングルマザー、家出少年、売春少女、レイプ被害者など、実にさまざまな少数派が、きみと同じ時代を生きている。
きみの生い立ちや境遇とはあまりにも違っているように感じてるうちは、彼らの言い分や気持ちをすぐには理解できないかもしれない。でも、彼らにしか持ち得なかった「当事者固有の価値」を発見すれば、「よのなかの仕組み」を誰にとっても生きやすいものへと変えていける。そのような社会変革の活動を、「ソーシャルデザイン」というんだ。


私の場合、虐待・いじめ・パワハラを経験してきているし、うつ病・発達障害持ちなんで、今さんの言葉は割とスッと入ってきました。
でも、マイノリティであることを経験していない人には、よくわからない世界なのかもしれない。
もう少し、具体例を知りたいな。
というわけで、続きはまた明日以降。

2017年4月16日日曜日

「一点もの」に会えるイベント ―5/6、今一生氏講演会@文化のるつぼ へちまでの新作ラインナップ―

こんにちは。尾野です。

今日は、5/6に甲府・文化のるつぼ へちまで開催するイベント、今一生氏講演会 「ソーシャルデザインって何? ―生きづらさを解決する集中講義―」にて販売する、新作アクセサリーのご紹介です!

まずはこちら。「Setsuna ―刹那―」シリーズ。
山梨ではなかなか手に入らない、「チェコ・ファイアポリッシュ」というビーズを使ったストラップです。



普通、工業製品は色ムラのあるビーズを除外します。
しかし、Mad Cat factoryはあえてその色ムラを活かし、「一点もの」としての「Setsuna」を作っています。
今回出品する中には、デットストック(販売終了)ビーズを使用したものも。
価格については、イベントの集客状況を見ながら設定を考えたいと思います。

続いては、「Sora ―宙―」シリーズ。
こちらも、私自ら専門店で買い付けをした、貴重な天然石を使っています。
















写真は、ユナカイトという石を使ったネックレス。
実はこれ、同じロットの石なのに、カラーが全然違うんですよ。
ユナカイトは心身のバランスを整え、トラウマを解消すると言われている天然石。
色々憂鬱になる連休明けにおススメです。

「Sora」シリーズは、ユナカイト以外の天然石でも展開します。
石によって価格が異なりますので、続報をお待ちください!

さて、5/6のイベントは、まだまだ残席があります。
オフ会は、もうすぐ〆切予定。
皆様のお越しを、お待ちしています!

2017年4月7日金曜日

学校教育は子どもを殺す ―閉鎖的情報環境の危険性―

こんにちは。尾野です。

世の中はここ数日入学式らしいですね。
私も、来週から始まる学童クラブの仕事に向けて、目下勉強中です。

さて、今回勤務する学校は、特殊カリキュラムを組んでいるんですが、公立である以上、「学習指導要領」の縛りを受けます。
あの、「決まったこと以外は教えてはいけない」というドSな決まり事ですね。
で、私はどうやら調べ学習を振られるらしいんで、全国学校図書館協議会(SLA)が2004年に制定した(古っ!)、「情報・メディアを活用する学び方の指導体系表」(PDF注意)を読みに行きました。
すると、驚きの事実を発見。
見やすいように項目を抜粋しましたので、こちらをどうぞ。


この中で、私が特に注目したのは、情報・メディアの種類のうち、「人的情報源」が小学校低学年に含まれていないこと。
「人的情報源」ていうのは、平たく言えば、その辺の誰かに話を聞いてみる、ってことなんですけど。

アカンやつやこれ。
人とコミュニケーションを取ることが、学校教育では前提となっていない。
これじゃあ、子どもの世界が「学校―友達―家庭」に限定されてしまいますよ。
それって、とても危険なこと。

例えば、子どもが虐待を受けていたらどうする?
さすがに小学校低学年で、「それって虐待だよ」と言ってくれる友達はいないでしょうよ。
だとしたら、子どもは救われないよ。
どうするつもりなんですかね?

というわけで、私は学校図書館で、児童虐待に関する情報源を収集して提供することを提案します。
具体的には、お友達である今一生さんが発行しようとしている「新編 日本一醜い親への手紙」を、日本図書館協会(JLA)全国学校図書館協議会(SLA)で一定数買い上げ、特に資料費の手薄い公共図書館や学校図書館に手渡して欲しい。
JLAさん、SLAさん、子どもを救うために、ご協力いただけませんか?

今さんの取り組みについては、以下のサイトや動画をご参照ください。
http://letters-to-parents.blogspot.jp/


閉鎖的な情報環境は、子どもを殺すかもしれない。
こんな教育の現場に身を投じる私に、何ができるのか?
常に考えていきたいと思います。

ところで、こんな私と話のできるイベントが、5/6に甲府で開催されます。
皆さんのご参加をお待ちしています!
ってか是非いらして下さい!
お問い合わせは、私のTwitterアカウントまでお気軽に!