2017年2月25日土曜日

大学入試で挫けた君への手紙

こんばんは。尾野です。

今日は、国公立大入試の前期試験初日でした。
私も20年以上前、「団塊ジュニア」として熾烈な入試戦争に明け暮れました。
そんな私から、入試で挫けてしまった君に、今日は手紙を送りたいと思います。

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受験生のみんなへ。

今日はお疲れ様。
人によっては、明日明後日も試験なのかな。
家から遠く離れて、一人ぽつんとホテルに泊まっているそこの君。
会場出口で貰った解答速報を見て落ち込んでる君。
今から、大切なことを話したいと思う。
ちょっと長くなるので、寝転がりながら見てほしい。

私は今、ある講演の資料を作っている。
依頼内容は、「資格試験の攻略法と、今まで、そしてこれからのキャリアについて話してほしい」というものだ。
今の君のためにあえて、その一部を公開しよう。
私の履歴書だ。



一瞬、順風満帆に見える履歴かもしれない。
ただ、みんな気づいたかな?
1999年から2001年の間、私の履歴は空白なんだ。
いや、本当は空白なんかじゃない。
よのなか的に、空白にさせられてるだけなんだ。
何もしてなかったわけじゃない。
ただ、社会的地位がなかった、ってだけの話。

1999年に大学院を卒業した後、なんと私は2年も就職浪人した。
理由はただ一つ、「図書館司書になりたかったから」だ。

今はわからないけど、当時正規の図書館司書職は頭がおかしいほど難関だった。
東京都で200倍超え、山梨でさえ70倍超え。
そう簡単に受からない。
だから、私はある自治体で、2年目の浪人時にバイトをした。
内容は、「荒れてる小中学校の図書室で働け」というものだ。

すごかったよ。
ヤンキー中学生はいるし、「抱っこして!」と抱きついてくる小学1年生もいた。
病んでで、今にもその辺から飛び降りそうな子もいた。
みんな、可愛かったけどね。
親にも先生にも見せない顔を、司書である私には見せてくれたから。

そこで、気づいたんだ。
私がそれまで見ていた世界は狭かった。
大学なんて、大学院なんて、ただのタコツボでしかなかった。

でも、その気づきを持って行った山梨では、結構冷遇された。
そうだよね、公務員組織なんてそういうもの。
視野の広い奴ほど、叩かれるんだよ。
ただでさえ病弱だった私は、結構職場いじめの標的にされた。

でも、私は笑った。
何故だと思う?
いじめてくる奴は、そうでもしないと自分が壊れる人間なんだとわかっていたから。
可哀想な人間だったんだよ、奴らは。

ただ、採用から15年以上も経って、さすがの私もつらくなってきた。
しかも、自分がADHDだとわかっちゃって、そもそもこの世にいる限り生きづらいことが判明したし。

だから、私は仕事を辞め、起業した。
その辺のいきさつは、ここで書いてる。
http://madcatfactory.blogspot.jp/2017/02/blog-post_22.html
http://madcatfactory.blogspot.jp/2017/02/blog-post_28.html

ごめん、脱線したね。
入試に話を戻そうか。

私自身は、入試に成功したけど、就活では大ゴケしてる。
だから、あえて言う。
入試なんて、かすり傷。
その後の人生の方が大変だし、重要。
だから、今はその辛さ、ちょっとやり過ごしてみない?
数年もすれば、「ああ、あのときはそんなもんだったね」と笑えるから、きっと。

おやすみ。
今夜は、ゆっくり休もう。
いつか、笑顔の君に会えることを願っているよ。

尾野里梨

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