2017年4月3日月曜日

地方は発達障害者には生きにくかった件 ―制度上の「平等」と個人的な「不平等」―

こんばんは。尾野です。

今日は一日、役所回りをしていました。
まあ、元役所勤めの人間には、書類仕事なんざ楽勝なんですが、こと家出となると、知ってるはずのことが記憶から抜け落ちてしまうんで、「あああっ!手数料100円損した!」なんてことが頻発します。
家出はお財布にじわじわくるので、できれば計画的にどうぞ。

さて、今回は、私も使っている「自立支援医療制度(精神通院)」について話をしたいと思います。
この制度は、精神疾患(発達障害含む)で長期通院し、かつ一定以上の症状がある人に、医療費自己負担1割を適用するものです。
本来、一般の人は3割負担。
はい、かなりお財布に優しくて、助かっています。
特に発達障害の薬は高くて、3割負担だと30日処方で1万円超えなんて平気でありますからね。
…精神医療の闇は深い。

この「自立支援医療制度(精神通院)」制度ですが、都道府県によって「自己負担上限額」なるものが設定されています。
月当たりの上限額が決まっており、医療費がそれに達すると、自己負担がなくなるという制度です。
これがまた、地域によって格差が出てくること出てくること。

私が山梨にいたとき、自己負担上限額は2万円でした。
ところが、東京に戻ってきて、国民健康保険になった途端に、自己負担上限額がなんと5000円に。
月2回の通院で、大抵の場合自己負担がなくなります。
何なんですかね、この格差。
というわけで、調べてみたら、驚きの結果が。



制度上、「格差」は存在していないことになってたんです。
右側の「決定件数1件あたり支給額」は、ほぼ同額。
1人あたりに国がかけているお金は、全国均等なんです。

では、私が直面している格差は何なのか。
しばらく考えてみた結果、この結論に達しました。

「これが、地域間格差」ってやつだと。

正直、発達障害者には、地方は金がかかるし、病院ないし、車持たなきゃいけないしでメリットは何もない。
しかも、地方ほど差別が根強いですからね。

というわけで今日の結論。
「発達障害者は地方を捨てろ、都市に出よう。」
以上、家出人尾野からの提案でした。

そんな私ですが、5/6のイベントで実物に会うことができます。
参加者を絶賛募集中ですので、是非会いに来てくださいな。